「TOPIX/東証株価指数」日経平均とはどう違う?

2021/05/15 18:37

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TOPIX(東証株価指数/トピックス)とはTokyo Stock Price Indexの略。以前は東京証券取引所の第1部に上場している全銘柄を対象として、算出・公表されていましたが、2022年4月の東証の市場区分再編を契機に見直され、現在は基本的に、プライム上場の銘柄を対象にしています。 東証の計画では、2026年1

TOPIX(東証株価指数/トピックス)とはTokyo Stock Price Indexの略。以前は東京証券取引所の第1部に上場している全銘柄を対象として、算出・公表されていましたが、2022年4月の東証の市場区分再編を契機に見直され、現在は基本的に、プライム上場の銘柄を対象にしています。

東証の計画では、2026年10月以降はプライムだけでなくスタンダード、グロースも対象となります。これら2市場に上場している銘柄のうち、流動性の高い銘柄が新規採用される見込みです。

日経平均との違いは対象とする企業数

日本の代表的な株価指標としては、「日経平均株価」もありますが、こちらは東証1部上場の企業から代表的な225銘柄を日本経済新聞社が選定したもの。対象とする企業数が大きく異なります。TOPIXの対象は千数百銘柄について計算するので、225銘柄しかない日経平均株価より市場全体の値動きを表しやすいといわれますが、時価総額の大きい大型株の影響を受けやすいという特徴があります。【お金の単語帳】

注:東証の市場区分再編、TOPIXの見直し計画を受けて加筆修正しています。