阪神18年ぶりのリーグ優勝！過去の優勝年はどんな年だった？株価は？為替は？

2023/09/23 10:00

9月14日、プロ野球の阪神タイガースが2005年以来、18年ぶり6回目のセ・リーグ優勝を果たしました。それ以前は2003年にセ・リーグ優勝、そして1985年には日本一を果たしていますが（2014年はクライマックスシリーズで勝利して日本シリーズに進出）、それぞれどんなことが起きた年だったのでしょうか。日本一になった85

日本一になった85年──カーネル像が道頓堀川に落とされた時

前回阪神が日本一になったのは1985（昭和60）年、にはケンタッキーフライドチキン（日本KFC HD <9873> ）道頓堀店の前に置かれていたカーネル・サンダース像が「バースに似ている」という理由から道頓堀川に投げ込まれる事件が起きました（幸福の象徴としてKFC関西オフィスに飾られているそうです）。

この年、巨人との試合においてランディ・バース選手、掛布雅之選手、岡田彰布選手の3者連続でバックスクリーンおよびその左へ本塁打を打った「バックスクリーン3連発」はファンの間で語り草となっています。

1985年はバブル前夜、1ドルは200.6～259円、日経平均の最高値は1万3128.94円（12月）で、最安値は1万1545.16円（1月）と、2023年9月現在からすると半分以下の水準でした。

この年あったことは、男女雇用機会均等法が成立、両国国技館（2代目、現在の国技館）が使われ始めた年でもあります（完工は84年末）。

前回リーグ優勝した2005年──日経平均がグングン上がった年

前回セ・リーグ優勝を果たしたのは2005（平成17）年、監督は今回と同じく岡田彰布氏で、大阪府警がファンによる“道頓堀ダイブ”を封じるため、防止フェンスを置いた上で橋の両サイドに500人以上を配置したそうです（警備をかいくぐって飛び込む人も少数いた）。

2005年といえば、ライブドアショック(2016年1月〜）の前年。日経平均は5月に最安値1万825.39円をつけたものの、7月ごろから上がり始め、12月の最高値1万6344.20円に向けて上がり、「日本経済復活」「バブル再来」などと報じられた時です。為替相場は、1ドル103.58～119.46円でした。

なおこの年は、愛知県で「愛・地球博」が開かれ、TVアニメ「ドラえもん」の声優が一斉に代わった年です。

阪神優勝の年は日経平均が上がっている

阪神は2003年にもリーグ優勝しており、阪神が過去に優勝した年（1985年、2003年、2005年）の日経平均は2ケタの上昇となっています。 2023年も9月14日までで日経平均は約27％上昇しています。

なおさらにさかのぼると、1962（昭和37）年に、2リーグ制になってから初めて優勝。そしてその2年後の1964（昭和39）年にはもリーグ優勝しています。

文/編集・dメニューマネー編集部