日本株市場は、午前9時の「前場寄り付き」でスタートし、11時30分に「前場引け」、1時間の昼休みを挟んで12時30分に「後場寄り付き」、15時の「大引け」でクローズとなります。寄り付きから引けまでの時間をザラ場と呼びます。寄り付きや引けでは、買い注文と売り注文から合致する価格を求め、その価格が単一の約定価格となる「板寄
日本株市場は、午前9時の「前場寄り付き」でスタートし、11時30分に「前場引け」、1時間の昼休みを挟んで12時30分に「後場寄り付き」、15時の「大引け」でクローズとなります。寄り付きから引けまでの時間をザラ場と呼びます。寄り付きや引けでは、買い注文と売り注文から合致する価格を求め、その価格が単一の約定価格となる「板寄せ方式」が採用されています。一方、ザラ場は、価格優先の原則、時間優先の原則に従い、合致したものから順に約定する「ザラ場方式」が採用されています。
東京証券取引所が取引時間の延長を検討中
前述したように、日本の株式市場には1時間の昼休みがありますが、欧米の株式市場には昼休みという概念はなく、寄り付きから大引けまでノンストップで稼働しています。その分、日本の株式市場に比べてザラ場の時間(取引時間)も長くなっています。なお、東京証券取引所では、現在、取引時間の延長が検討されています。【お金の単語帳】