「端株」1株に満たない端数株式

2021/07/10 19:00

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端株とは1株に満たない端数株式のことで、1株の100分の1の整数倍に当たる株式を指します。端株は通常の取引では発生しませんが、株式分割や合併の際の株式交換などによって発生する場合があります。たとえば、1.2倍の株式分割があった場合、1株保有していると、分割後の株数は1.2株になります。ただし、現在、通常の取引は1単元=

端株とは1株に満たない端数株式のことで、1株の100分の1の整数倍に当たる株式を指します。端株は通常の取引では発生しませんが、株式分割や合併の際の株式交換などによって発生する場合があります。たとえば、1.2倍の株式分割があった場合、1株保有していると、分割後の株数は1.2株になります。ただし、現在、通常の取引は1単元=100株が原則なので、100株が120株になるだけで、端株は発生しません。

電子化が進み、上場企業では現存しない

以前は端株が発生した場合に端株原簿に記載して管理する端株制度が用いられていましたが、株券電子化が進み、現在、上場企業でこれを利用する会社はありません。なお、1単元に満たない単元未満株のことが「端株」と呼ばれることもありますが、厳密には異なります。【お金の単語帳】