独特なデザインが特徴のオペラハウスがある「雪特尼」は、2000年に20世紀最後のオリンピックが開かれた、オーストラリア最大の都市です。また、ドイツにある「伯林」は、美術館やオーケストラが多く、国際的にも評価の高い文化都市として有名です。この「雪特」と「伯林」ですが、それぞれどこのことをさす漢字なのでしょうか?
「雪特尼」ってどこ?——ブリッジクライムが話題
「雪特尼」はシドニーのことです。
オーストラリア大陸の南東部に位置するシドニー は、オーストラリアの経済・交通・流通・文化の中心地です。
シドニー という名前は、1788年にイギリスの船団が到着した際に、イギリス内相であったシドニー卿にちなんで名づけられたそう。オーストラリアで最初の都市であることから、建国の地とも呼ばれています。
市のシンボルと言えば、オペラハウスとハーバーブリッジです。
貝殻やヨットの帆のように見える独特なデザインが特徴のオペラハウスでは、演劇やダンス、バレエ、各種音楽コンサートが数多く行われています。
全長1149mのハーバーブリッジは、シドニー市街地とノースシドニーを結ぶ橋です。橋の支柱にある展望台からはシドニー市街地を見渡せます。
ハーバーブリッジでいま最も人気なのがブリッジクライム(bridge climb)です。水面から134mの高さにあるハーバーブリッジのアーチ部分を歩いて渡れるアトラクションは、すでに約200万人が体験しているそう。
「伯林」ってどこ?——東西分裂の名残もある、芸術・音楽・映画の都
「伯林」はベルリンのことです。
過去にはブランデンブルク辺境伯領、プロイセン王国、ドイツ帝国の首都でもあった伝統ある都市で、現在もドイツ連邦共和国の首都です。
ベルリンといえば、東西を分断する『ベルリンの壁』で有名です。
1989年に壁は崩壊、1990年には法律の上でも東西が統一されました。残った壁はイーストサイドギャラリーと呼ばれるアートスポットとなり、観光地のひとつとして活用されています。
また、世界三大オーケストラの筆頭に挙げられる名門楽団ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地にもなっており、専用のコンサートホール「ベルリン・フィルハーモニー」があることでも有名です。
ベルリンはオーケストラの活動が盛んなだけでなく、オペラハウスや美術館をはじめとした文化施設も多いそうです。
美術館は400以上、博物館は150近くあるとか。フィルムアカデミーも複数存在、「ベルリン国際映画祭」が行われるなど欧州の映画産業の中心的な役割を持つ都市でもあります。
音楽、絵画、映画など文化面で国際的な評価が非常に高い都市です。
文/編集・dメニューマネー編集部
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