カリブ海に浮かぶイスパニョーラ島の西側にある「海地」には、さまざまな文化が融合したクレオール料理があります。また、中海の真ん中に位置するシチリア島の北西部にある、イタリアの都市「巴勒摩」は、郷土料理のカポナータや、アランチーニが有名です。この「海地」と「巴勒摩」ですが、それぞれどこのことをさす漢字なのでしょうか?
「海地」ってどこ?——自然災害で多くの犠牲と甚大な被害
「海地」の読み方はハイチで、正式名称は「ハイチ共和国」です。
アメリカフロリダ半島の南東にある、イスパニョーラ島の西側に位置する小さな島国です。国土面積は2万7750平方キロメートルで、北海道の約3分の1の大きさです。
ハイチ料理はクレオール料理とも呼ばれ、フランス系の先住民とアフリカから持ち込まれたものが融合した食文化です。
ハイチで老若男女問わず1月1日に食べられているのが、「かぼちゃスープ」です。
かぼちゃ、人参、玉ねぎ、キャベツなどの野菜に加え、牛肉が入っているのが特徴でフランスからの独立を機に、建国の祖ジャン=ジャック・デサリーヌの妻によって広まったといわれています。
ハイチは自然災害が多い国でも知られています。
2010年マグニチュード7.0大地震が起き、22万人以上が犠牲になりました。そして、2021年8月にもマグニチュード7.2の大地震が発生し、2010年と同様に甚大な被害をもたらしました。
日本政府は国連世界食糧計画(WFP)などを通じ325万ドルの緊急無償資金協力を実施、被災地域の食料や水、衛生分野の人道支援を行いました。
「巴勒摩」ってどこ?——地元企業が高性能マスクを開発
「巴勒摩」はパレルモのことです。
「地中海の交差点」と呼ばれるパレルモは、シチリア州の州都でもあります。
シチリアといえば、特産のリコッタチーズに砂糖を加えたものをスポンジで包み、上から溶かした砂糖でコーティングした伝統菓子のカッサータが有名です。
ほかにも、ナスとトマトを煮込んだカポナータや、ミートソース味のライスコロッケのようなアランチーニはぜひ食べてみたいおすすめの郷土料理でしょう。
シチリア州にあるカッペーロ・グループは、廃棄せずに半永久的に使えるマスク「ドロップ」を開発しました。交換可能な高性能保護フィルターを装着し、空気中に分散したウイルスをシャットアウトしてくれます。
文/編集・dメニューマネー編集部
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