小型から大型のエンジンや船舶、農機などの製造・販売を行っている、ヤンマー。2013年から持ち株会社へ移行し、現在はヤンマーホールディングスです。

2014年まで放送されていた、同社のマスコットキャラクターによる「ヤン坊マー坊天気予報」 を覚えている方も多いことでしょう。同社の昔の社名は何だったか、知っていますか？

1912年大阪で創業

ヤンマーの社名は、豊作の象徴トンボの王様である「ヤンマトンボ」と、創業者の山岡孫吉氏（1888-1962） の「ヤマ」をかけて名づけられました。

同社は1912年、山岡氏によりガス発動機の修理・販売を行うため、大阪で創業。1921年にはヤンマーを商標登録します。初めてヤンマー商品として販売されたのは、ヤンマー変量式石油発動機でした。

1932年、ドイツの見本市で大型ディーゼルエンジンに魅了された山岡氏は、小型化して農業用に使用できないかと考え、1933年に世界初の小型横型水冷ディーゼルエンジンを完成させます。

同社の創業時の社名は、山岡発動機工作所。1931年に株式会社山岡発動機工作所へ変更、設立時の資本金は100万円でした。1952年、ヤンマーディーゼル株式会社へ変更。2002年、創業90周年を機に社名をヤンマー株式会社へ再変更しました。2013年、ヤンマーホールディングス株式会社を設立し、持ち株会社制へ移行しています。

文/編集・dメニューマネー編集部

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