「譲渡益課税」株式投資で得た利益に対する税金は約2割

2021/07/12 15:00

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譲渡益課税とは、株式や不動産などの資産を売却(譲渡)して得た利益に対する税金で、キャピタルゲイン課税とも呼ばれます。株式投資などで得た利益は、確定申告によって給与などの他の所得とは分離して課税される「申告分離課税」の対象となり、所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%(所得税×2.1%)の計20.315%の

譲渡益課税とは、株式や不動産などの資産を売却(譲渡)して得た利益に対する税金で、キャピタルゲイン課税とも呼ばれます。株式投資などで得た利益は、確定申告によって給与などの他の所得とは分離して課税される「申告分離課税」の対象となり、所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%(所得税×2.1%)の計20.315%の税金がかかります。

「源泉徴収ありの特定口座」なら確定申告が不要

譲渡益課税の税金については、原則として取引の翌年に確定申告で申告して納める必要があります。ただし、証券会社に口座を開く際、「源泉徴収あり特定口座」を選択すれば、譲渡益から20.315%の税額を自動的に徴収してもらえるため、自分で確定申告をしなくても納税が完了します。【お金の単語帳】