ブラックリストに載っているかどうかは、信用情報を取り扱う3つの機関、CIC、JICC、JBAに開示を求めることで確かめられます。信用情報に傷がついたままだとクレジットカードを作ったり、住宅ローンを組んだりしにくくなるため、次の方法でそれぞれの機関に問い合わせましょう。
方法1 インターネットで確かめる
一番早く調べられるのは、インターネットを使う方法です。必要情報を入力して決済すれば、すぐに信用情報をダウンロードできます。
CICとJBAはパソコンとスマホの両方に対応していますが、JICCはスマホアプリのダウンロードが必要で、スマホからしか手続きできません。
機関ごとの手数料と対応している決済方法は次のとおりです。
CIC | 500円 | クレジットカード1回払い キャリア決済 |
---|---|---|
JICC | 1,000円 | クレジットカード1回払いコンビニ ペイジー対応の金融機関ATM オンラインバンキング キャリア決済 |
JBA | 1,000円 | クレジットカード PayPay キャリア決済 |
なお、申し込む時間帯によってはダウンロードまで数時間かかることもあります。
方法2 郵送で確かめる
時間はかかりますが、郵送で信用情報を取り寄せる方法もあります。開示申込書、本人確認書類のコピー、手数料を同封して機関宛てに郵送すると、7〜10日ほどで信用情報が届きます。
機関ごとの手数料と決済方法は次のとおりです。
CIC | 1,500円 | 開示利用券 定額小為替証書 |
---|---|---|
JICC | 1,300円 | 定額小為替証書 クレジットカード |
JBA | 1,124円~1,200円(コンビニによって異なる) | 開示利用券 |
定額小為替証書はゆうちょ銀行で、開示利用券はコンビニで買えます。機関ごとに手数料の払い方が違うので気をつけましょう。
窓口では確かめられない
以前は窓口でも開示請求ができましたが、2023年9月現在、窓口で手続きできる機関はありません。
CICは今年の2月末で来社開示サービスを終了し、JBAは窓口受付をしていないと公表しています。
JICCは窓口での手続きを休止中で、今年の8月にも休止を続けると発表しました。状況によっては、JICCでは窓口で手続きできるようになる日が来るかもしれません。
文・木崎 涼(ファイナンシャル・プランナー)
編集・dメニューマネー編集部
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