10月もあらゆるものが値上がりするが、食料品以外でどのようなものの値段が高くなるのだろうか。
電気・ガス──政府の負担軽減が半分になるため
10月請求分(9月使用料)から電気代が値上げされる。一般的な電気の使用量を基準に計算すると、642〜1024円ほど電気料金が高くなる見込みだ。
値上げの理由は、2月請求分から政府が負担軽減策を行い、電気料金を安くしていたが、その割引幅が10月請求分から半分に減らされること。このため東京電力 <9508> など大手電力会社10社が値上げに踏み切った。
ガス料金も東京ガス <9531> など大手都市ガス4社が値上げする方針で、これも電気と同じく補助が半分になるためだ。大手都市ガスの値上げ幅は400円前後の見込みだ。
ゆうパックなどの郵便物も──170サイズは1000円以上も
ゆうパックなどの郵便物の運賃も値上がりする。日本郵政 <6178> によると、ゆうパックは、60サイズ(関東―近畿)が970円(税込、以下同)だったが、10月1日からは990円と20円高くなる。
このほか170センチのものは2530円から3750円と大きく値上がりする。「重量ゆうパック」「ゴルフゆうパック」なども値上がりしている。
三菱UFJ銀行の振込手数料──窓口もATMも
10月2日からは、三菱UFJ銀行(三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> )の振り込み手数料も値上げされる。従来、店頭での振り込みは、三菱UFJ銀行間なら振り込み額が3万円未満だと330円、3万円以上なら550円。他行へは同じく594円か770円だった。
10月2日からは、窓口での振り込みは額を問わず、同行の口座宛は880円、他行への振り込みは990円となる。また、窓口に限らず、ATMでの振り込みも、従来は0円だった同じ支店宛の振り込みで110円取られる。
ネットバンキングなどをうまく使って、手数料の出費をかしこくおさえたいものだ。
文/編集・dメニューマネー編集部
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