丸亀製麺の「原価」はいくら?釜玉うどん、かしわ天、かき揚げ……気になるコスパ

2023/10/02 17:00

丸亀製麺は讃岐うどんを安く食べられることから人気で、最近では持ち帰り用のシェイクうどんも話題となっている。原価はどれくらいだろうか。 原価とは商品を作るのにかかった費用 原価とは、商品を作るのにかかった費用をさす。飲食店において原価とは、料理や飲み物などをつくるのにかかった材料費のことだ。 原価と似ている言葉に“原価率

丸亀製麺は讃岐うどんを安く食べられることから人気で、最近では持ち帰り用のシェイクうどんも話題となっている。原価はどれくらいだろうか。

原価とは商品を作るのにかかった費用

原価とは、商品を作るのにかかった費用をさす。飲食店において原価とは、料理や飲み物などをつくるのにかかった材料費のことだ。

原価と似ている言葉に“原価率”があり、これは、販売価格に占める原価の割合を意味する。

たとえば、900円で販売している定食にかかった原価(材料費)が250円のとき、原価率は27.8%だ。

この原価率が高いほど、客にとっての利益が大きくコスパがよいといえる。

丸亀製麺の原価率はどれくらい?人気メニューの原価は?

丸亀製麺などを運営するトリドールホールディングス <3397> の有価証券報告書をもとにすると、原価率は25.4%だ(2022年4月〜2023年3月31日のデータ)。

飲食店の原価率は30%が目安とされているので、この目安と比べると、トリドールの原価率は低いといえるだろう。

ただし、トリドールの原価率にはコナズ珈琲などほかの飲食チェーンも含まれ、丸亀製麺単体の原価率は明らかでないことを付け加えておきたい。

丸亀製麺の原価率を25.4%だとすると、各メニューの原価はいくらだろうか。

「かけうどん」の並サイズは税込390円(2023年9月25日時点)であり、単純計算すると原価は99円ほど。

また、シェイクうどんのメニューの一つ「ピリ辛肉そぼろぶっかけうどん」は税込490円なので、原価は124円ほどという計算になる。

そのほかのうどんメニューも見てみると、「釜玉うどん」の並サイズ(税込480円)の原価はおよそ122円、10月中旬までの期間限定メニュー「てりやきタル鶏ぶっかけ」の並サイズ(税込790円)の原価はおよそ201円だ。

さらに、サイドメニューについては、「かしわ天」(税込180円)の原価が46円ほど、「野菜かき揚げ」(税込170円)の原価は43円ほどという計算になる。

丸亀製麺でコスパ良く注文するなら期間限定メニューをチェック

丸亀製麺でコスパを重視するなら、期間限定メニューが狙い目とされる。

というのも、期間限定メニューは通常メニューよりも材料の仕入れコストがかさみやすい一方で、価格が上がりすぎないよう調整する結果、原価率が高めに設定されているケースがあるからだ。

全ての期間限定メニューのコスパが高いとは言い切れないが、肉や魚介類などをふんだんに使っている場合は、高コスパを期待できるだろう。

文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部

【関連記事】
「老後破産」しないために読みたい
ブラックリストでも作れるクレカ5選【PR】(外部)
今持っている株を売って新NISAで買い直したほうがいい?
会社に転職活動がバレない転職サイトの機能
「dジョブスマホワーク」で高ポイントをもらう方法

記事制作者