節約術

秋のドライブ、ここをチェックしないと思わぬ出費が必要かも?【自動車】

2023/10/06 05:00

季節が変わって涼しくなると、自動車も調子が悪くなり、点検しておかないと大きな出費を強いられることになるかもしれません。少なくともここはチェックしておきたいというポイントが2つあります。 1 タイヤの空気圧──寒いと下がり、燃費も悪くなる タイヤの中の空気は気温が変わると増えたり減ったりし、たとえば気温が10度下がるとタ

季節が変わって涼しくなると、自動車も調子が悪くなり、点検しておかないと大きな出費を強いられることになるかもしれません。少なくともここはチェックしておきたいというポイントが2つあります。

1 タイヤの空気圧──寒いと下がり、燃費も悪くなる

タイヤの中の空気は気温が変わると増えたり減ったりし、たとえば気温が10度下がるとタイヤの空気圧が10%下がるともいわれており、空気圧が規定より30%低くなると燃費が2〜6%悪化します。ガソリンスタンドなどでこまめにチェックしましょう。

たとえばホンダ <7267> で最も人気の軽自動車N-BOXのカタログ燃費(メーカーによる測定値)が1リットルあたり21.2キロメートルですが、この燃費が約5%下がると20キロになります。わずかな違いのように感じるかもしれませんが、積み重なると出費がかさみます。

年間走行距離の一つの目安である1万キロを基準に考えると、ここから同じだけ燃費が下がると9433キロしか走りません。これだけで500キロ以上の差が生じる計算で、それだけガソリンが必要になります。

また、タイヤの空気圧が下がったまま走っているとタイヤに負荷がかかり、パンクしたりバースト(破裂)したりし事故につながるかもしれません。そうすると、パンク修理費に数千円、タイヤ交換に1万円以上など、思わぬ出費につながります。

2 バッテリーやオイル──劣化するとエンジンがかからなくなるかも?

バッテリーやオイルが劣化していると、外出先で急にエンジンかからなくなったり故障したりする可能性があります。JAFなどロードサービスを呼ぶと、たとえばバッテリー上がりなら1万3130円(税込み、ただし会員なら無料。入会金2000円、年会費4000円)かかります。

対策としては、「バッテリーを交換してからどれくらい経っているか」を確かめ、3年が交換の目安です。

オイルが劣化したままでいるとエンジンが壊れてしまう可能性があるので、エンジンルームを開けて、オイルの状態を見ましょう。新しいオイルは飴色ですが、劣化すると黒くなっていきます。

文/編集・dメニューマネー編集部

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