キレイキレイ・NANOX・バファリン……「ライオン」、昔の社名は何だった?

2023/10/05 16:00

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洗濯用洗剤や歯みがき粉、ハンドソープなどの日用品の製造・販売で知られる、ライオン <4912> 。かつてCMで使われた「半分はやさしさで出来ている」というコピーが有名な鎮痛薬・バファリンなどの医薬品も手がけています。ライオンの昔の名前、分かりますか? 大正時代に東京都で創業 ライオンは、創業者が商品名として

洗濯用洗剤や歯みがき粉、ハンドソープなどの日用品の製造・販売で知られる、ライオン <4912> 。かつてCMで使われた「半分はやさしさで出来ている」というコピーが有名な鎮痛薬・バファリンなどの医薬品も手がけています。ライオンの昔の名前、分かりますか?

大正時代に東京都で創業

ライオンは、創業者が商品名として考案。歯みがき粉を発売する際、他社の売れ筋商品には、動物の名前やマークがついていたことから、百獣の王・ライオンに決めたそうです。1896年に発売された歯みがき粉が「獅子印ライオン歯磨」でした。

同社は1891年、小林富次郎氏(1852-1910)が東京で小さな商店を開いたことがはじまりです。創業当時は石けんやマッチを販売していましたが、販売が順調だったことから、石けんや歯磨き粉などを手がけるようになります。1914年には、東京歯科医科専門学校(東京歯科大学の前身)の指導のもと開発した歯ブラシを発売しました。

そんな同社の創業時の社名は、「小林富次郎商店」。1918年に歯みがき・歯ブラシを専売する株式会社小林商店を設立(1949年にライオン歯磨へ社名変更)。石けん部門は分離し、1919年にライオン石鹸株式会社を設立しました(1940年にライオン油脂へ社名変更)。1980年、ライオン歯磨とライオン油脂は合併し、ライオン株式会社となりました。

文/編集・dメニューマネー編集部

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