いっそのことFP資格を取ってみる

節約をしたりポイ活にはげんだりしていて、「もっとお金のことを知りたい」と思ったことがある人は少なくないでしょう。そういう人に考えて欲しいのが、「FP資格を取ること」です。
「FPなんて自分にはむり」と思うかもしれませんが、FPにもレベルがあり、初心者でも目指しやすいのが3級です。独学でも取れ、時間や費用もそこまでかかりません。たとえ資格を取らなくても、学ぶことでもメリットがあります。
「え、自分がFP資格を取る?」

FP(ファイナンシャル・プランナー)には民間資格と国家資格の2種類があります。中でも国家資格であるFP3級は合格率が80%超と高く、基礎的なことを学べば取れます。
受験しているのは、金融関係者だけでなく、学生や主婦(夫)、年金生活者などさまざまです。
どんなメリットがある?

FPを取得するメリットは、お金の基本について学ぶことで、「将来に対する不安」が解消できることです。
結婚、出産、住宅購入、教育、老後などライフイベントには「お金」がかかります。「いつごろ、どのくらいかかるのか」が分かれば、対策もたてられるので、漠然とした将来の不安も解消できるでしょう。
必要で最適な選択ができるようになる

お金の知識が身につけば、あらゆる選択肢を比べ、その中から自分にとって最適な選択ができるようになるため、無駄な出費が避けられます。たとえば、誰もが入る「保険」についても、自分には不要、過剰な契約をしている人も少なくありません。投資を考えるときも、リスクが高い無理な商品が分かるようになります。このほか、相続などの場面でも損しなくなります。
また、将来の年金を増やすために何をすればいいのか、資産運用の基礎知識なども分かります。
家族や友人にも節約のコツを教えられるようになる

お金に関する基礎を学ぶことで、自分のお金を守り、増やすこともできるようになりますが、家族や友人などのちょっとしたアドバイスにも乗れるようになります。込み入った相談に乗ったり、投資の指南をしたりはできないでしょうが、ちょっとしたコツを教えられれば、周りの人にも喜んでもらえるでしょう。
このほかにも、就職や転職、昇給などで有利になるでしょうし、資格を活かして独立開業や副業にチャレンジできるかもしれません。
構成/デザイン・dメニューマネー編集部
編集・濱田 優(dメニューマネー編集長)
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