「レーティング」投資の判断材料として投資家が注目

2021/07/16 06:30

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金融商品の投資先について、投資の判断材料としての評価をレーティングと呼びます。たとえば、証券会社のアナリストが投資家に向けて発信するレポートには、将来的に株価上昇の可能性を秘めた「アウトパフォーム」や、株価下落の可能性を含んだ「アンダーパフォーム」といった評価が付けられます。評価の表現方法は、証券会社によっても異なりま

金融商品の投資先について、投資の判断材料としての評価をレーティングと呼びます。たとえば、証券会社のアナリストが投資家に向けて発信するレポートには、将来的に株価上昇の可能性を秘めた「アウトパフォーム」や、株価下落の可能性を含んだ「アンダーパフォーム」といった評価が付けられます。評価の表現方法は、証券会社によっても異なります。また、レーティングと併記して、目標株価が記載されているケースもあります。株式市場では、レーティングや目標株価が引き上げられた銘柄が人気化し、株価が急騰することもめずらしくありません。

格付け会社の格付けもレーティングの一種

一方、投信評価会社などは、過去の実績をもとに5段階評価の星印を使って、レーティングをつける会社もあります。また、債券など金融商品や発行体の債務支払い能力などを評価する格付け会社が、数字や記号を用いて信用力を示す格付けレーティングと呼ばれます。【お金の単語帳】