「源泉分離課税」預貯金の利子は約2割の税金が差し引かれる

2021/07/16 15:00

https://money.smt.docomo.ne.jp/image/r8SK8KkxS2SI4BV8KuMRUA.jpg
源泉分離課税とは、給与などの他の所得とは分離して、一定の税率で税金が源泉徴収され、それで納税が完結する課税方式です。預貯金の利子などが源泉分離課税の対象で、所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%(所得税×2.1%)の計20.315%が自動的に差し引かれます。所得を受け取る時点ですでに税金が差し引かれている

源泉分離課税とは、給与などの他の所得とは分離して、一定の税率で税金が源泉徴収され、それで納税が完結する課税方式です。預貯金の利子などが源泉分離課税の対象で、所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%(所得税×2.1%)の計20.315%が自動的に差し引かれます。所得を受け取る時点ですでに税金が差し引かれているので、確定申告の対象にはなりません。

株式の譲渡益や配当などは申告分離課税

源泉分離課税に対し、株式の譲渡益や配当などは原則として自分で確定申告をして納税する申告分離課税となります(配当については総合課税を選択することも可能)。【お金の単語帳】