ヤクルト本社 <2267> は、乳酸菌飲料・ヤクルトのほか、ヨーグルトや栄養ドリンクなどの製造・販売で知られています。
2021年、全国で販売がはじまったヤクルト1000はストレスを和らげ、睡眠の質を高める効果が期待でき、入手困難になるほど人気を集めています。同社は2024年から新工場を稼働させ、ヤクルト1000を増産するそうです。そんな同社の昔の社名、分かりますか?
ヤクルトはエスペラント語が由来
「ヤクルト」は国際共通語のエスペラント語が由来です。エスペラント語でヨーグルトを意味する「ヤフルト」(jahurto)を言いやすくした造語で、世界中へ広がってほしいという願いが込められています。
ヤクルトに含まれる乳酸菌シロタ株を生み出したのは、医学博士の代田稔(しろたみのる)氏(1899-1982)。代田氏は治療よりも病気を未然に予防することが大切と考え、1930年に乳酸菌シロタ株の培養に成功します。1935年福岡でヤクルトの製造・販売をはじめました。
ヤクルトはスーパーやコンビニでの店頭販売のほか、自宅や企業へ配達する「ヤクルトレディ」による販売も行われています。このヤクルトレディ制度がはじまったのは、1963年です。
同社の創業時の社名は「代田保護菌普及会」で、1940年ヤクルトの販売を目的に各地に誕生しました。1955年、株式会社ヤクルト本社を設立。1980年東証第2部に上場し、1981年には1部に指定替えされています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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