「味の素」「ほんだし」「コンソメ」などの調味料で知られる、味の素 <2802> 。手軽に中華料理が作れるクックドゥシリーズやクノールカップスープ、冷凍食品などでもおなじみです。 現在の社名は、創業者一家による家族会議で決まったそうです。同社の昔の名前、知っていますか? 味の素の成分を発見したのは大学教授 味
「味の素」「ほんだし」「コンソメ」などの調味料で知られる、味の素 <2802> 。手軽に中華料理が作れるクックドゥシリーズやクノールカップスープ、冷凍食品などでもおなじみです。
現在の社名は、創業者一家による家族会議で決まったそうです。同社の昔の名前、知っていますか?
味の素の成分を発見したのは大学教授
味の素は、昆布に含まれるうま味成分・アミノ酸(グルタミン酸)から生まれた調味料。うまみ成分がアミノ酸の一種のグルタミン酸であることを発見したのは、東京帝国大学教授だった池田菊苗氏(1864-1936)です。池田氏は、1985年特許庁による十大発明家の一人にも選ばれ、その功績は高く評価されました。
池田氏から事業化の依頼を受けたのは、当時化学薬品工業の分野で著名な存在だった鈴木三郎助氏です。鈴木氏により、1909年「味の素」は商品化されました。
味の素の名前は、鈴木一家によるネーミング会議を開き決められました。鈴木三郎助氏の長男が「味の元」を提案し、その後話し合いで「味の素」という商品名が誕生したそうです。
はじめに味の素を製造・販売したのは、鈴木氏が1907年に設立した「合資会社鈴木製薬所」。その後、同社の前身となる「株式会社鈴木商店」が1917年に設立。その後、何回かの社名変更を経て現在の社名である味の素株式会社へ変更されたのは、1946年のことでした。
文/編集・dメニューマネー編集部
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