お金持ちの家のクローゼットは、整理整頓がされていてきれいだという。彼らは、お金があるからといって、むやみにブランド物の洋服を買うなどしないからだ。また、富裕層のトイレは、常にきれいな状態に保たれていることが多い。お金持ちの生活習慣を知れば、将来的に収入のアップが見込めるかもしれない。
クレカの複数持ちのリスク
クレジットカードの所有枚数は、一人当たり平均で2〜3枚といわれているが、それ以上持っている人も少なくないだろう。クレカにはそれぞれ特徴があり、使い分けられるメリットがあるが、作り過ぎるとリスクもある。
ローンの審査に通りづらくなる
クレカの所有枚数が多いと、住宅ローンや医療ローンなどの審査に通りにくくなる可能性がある。
その理由として、クレカには現金を借りられる「キャッシング枠」があり、たくさん作ったクレカでその枠を作っていると、実際に現金を借りていない(枠を使っていない)場合も、「キャッシングをできる」ため。その結果、ローン審査に影響が出る可能性があると言われている。
このため、キャッシングをしないつもりなら、枠を0円にしておくようお勧める専門家は少なくない。
ポイントがなかなか貯まらない
クレカにひもづけられたポイントが異なる場合が多く、複数枚のクレカを使っていると、ポイントが貯めにくくなる。
ポイントの管理も容易ではなくなるため、どのポイントが何ポイント貯まっているか把握できず、ポイントを使わないまま失効する可能性も高くなる。
「使ってないクレカ」を放置するリスク
クレジットカードを何枚も持っていて、あまり使わないカードを解約せずにいると、損したりトラブルに巻き込まれても対応が遅れてしまったりすることがある。使っていないクレジットカードを放置するリスクとして、次のようなものがあげられる。
不正利用されても気づきにくい
使っていないクレジットカードは、利用明細を確かめる頻度が低くなりやすく、不正利用されても気づかないことがある。
不正利用による被害額は年々増えていて、2015年時点で年間およそ120億円だった被害額は、2022年にはおよそ436億円となった(一般社団法人日本クレジット協会調べ)。
被害の多くを占めるのが「番号盗用被害」で、クレジットカード番号やパスワードなどの情報を盗み取られることで起きる。
あまり使っていないクレジットカードであっても、何らかの理由でカード情報が盗み取られ、被害にあってしまうかもしれない。
不正利用されても気づきにくいことを考えると、解約したほうが安心だろう。
気づかないうちに年会費がかかる
使っていないクレジットカードを放置していると、いつの間にか年会費がかかって損してしまうこともある。
とくに注意したいのが、「初年度は年会費が無料」「2年目以降は年会費がかかるが、1年に1回でも利用すれば無料になる」といったクレジットカードだ。
こうしたクレジットカードは、“無料”という言葉に惹かれて申し込んだものの結局使わず、気づかないうちに年会費を支払っていることがある。
また、年会費は値上げされることもあり、値上げの通知に気づかなければ費用負担はさらに大きくなる。
年会費がかかるクレジットカードについては使用頻度をよく確かめ、あまり使っていないなら解約を考えたほうがよいかもしれない。
クレジットカードを放置していて何枚も持っていると、管理が大変なだけではなくさまざまなリスクがあるので、1年に1回など定期的に見直そう。
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「使ってないクレカ」を放置する3つのリスク 心配は不正利用だけじゃない?
文/編集・dメニューマネー編集部
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