「本・コミック」をお得に読む4つの方法 無料で全部読めるサービスも【読書の秋】

2023/10/17 20:00

いつもは本をあまり読まないという人も、読書の秋、お得に読む方法で一冊読んでみてはいかがでしょうか。紹介する4つの方法なら、買わなくても書籍をまるまる一冊読むこともできます(故人は敬称略)。 「青空文庫」なら古典を中心に無料で読める 青空文庫は、著作権保護期間が過ぎた本や、著作者が公開を認めた本の無料公開サイトで、パソコ

いつもは本をあまり読まないという人も、読書の秋、お得に読む方法で一冊読んでみてはいかがでしょうか。紹介する4つの方法なら、買わなくても書籍をまるまる一冊読むこともできます(故人は敬称略)。

「青空文庫」なら古典を中心に無料で読める

青空文庫は、著作権保護期間が過ぎた本や、著作者が公開を認めた本の無料公開サイトで、パソコンなどでアクセスすれば、誰でも本が無料で読めます。その数は1万冊以上です。

本の種類は、著作権が切れた本が対象ということもあって、古典が多めです。たとえば、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』や谷崎潤一郎の『春琴抄』、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』などがあります。

「Googleブックス」なら新しい本も一部を試し読みできる

Googleブックスは、世界中の本を探せるデータベースで、タイトル・著者・ISBN・キーワードのいずれかの入力で、書籍や雑誌を無料で読んだり、ダウンロードしたりできます。

芥川龍之介や、坂口安吾などの著作権が切れた作品は全文読めますし、新しい本も一部だけ中身が読めるので、買う前の試し読みに使えます。たとえば2023年、本屋大賞を受賞した、凪良ゆうさんの小説『汝、星のごとく』(講談社、紙版は1760円)や、元テレビ東京の人気プロデューサー・佐久間宣行さんの『ずるい仕事術 僕はこうして会社で消耗せずにやりたいことをやってきた』(ダイヤモンド社、紙版は1650円)などがあります。

Amazonのサービス「Prime Reading」を使う

Amazonプライム会員向けのPrime Readingなら、電子書籍が追加の料金なしで読めます。対象の漫画や雑誌、書籍がKindleやスマホアプリで無料で読めます。

ジャンルは小説やビジネス本、漫画や洋書、雑誌など幅広いジャンルが取り揃えられています。初めて使うユーザーには、30日間無料でサービスを体験できる特典が付きます。

たとえば、大谷翔平選手が2017年に著した『不可能を可能にする 大谷翔平120の思考』(ぴあ、紙版は1078円)、小松菜奈さん、坂口健太郎さんW主演で映画化もされた小坂流加さんの小説『余命10年』(文芸社、紙版は1650円)なども読めます。

意外に充実、スーパ-銭湯の読書コーナーで読む

サウナブームでスーパー銭湯に行く人も増えましたが、比較的大きな銭湯には読書コーナーがある店が多く、銭湯に入った後に読書をゆっくり楽しめます。

主に漫画や雑誌が取り揃えられていて、都内だと「天然温泉平和島」(大田区平和島、平日大人2300円=最大7時間)、「THE SPA 成城」(世田谷区千歳台、平日大人=中学生以上=1320円〜=最大5時間)などがあり、1万冊以上のコミックが置いてあります。

また、東久留米市の「天然温泉 岩盤浴 スパジアムジャポン」は、岩盤浴に入りながら3万冊以上のマンガや雑誌が読めることもあり、メディアでもよく取り上げられています(平日大人=中学生以上=850円〜)。

文・おいかわ しほ(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部

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