生活に欠かせないスーパーマーケット。最近では家計を圧迫する食品の値上げが続いています。値段をよく見て購入することが多いですが、それと同時に食品売り場では、「ボードン」を目にすることが多くあります。いったい、どのようなものを表す言葉なのでしょうか。
生鮮売り場で見かける「ボードン」
「ボードン」とは曇り止め加工が施された袋のことで、漢字では「防曇袋」と書きます。 主に生鮮売り場で見かける、野菜や果物を包装する透明の袋のことをいい、穴あき、穴なしタイプがあります。
ボードンの大きな特徴は、曇り止め加工や防滴加工です。
野菜は収穫した後も呼吸をしているため、野菜の呼吸に適した袋を選ばないと、蒸れや曇り、色の変化などが生じます。野菜の鮮度を維持するためにもボードンの活用は欠かせません。
野菜の性質上、乾燥に強く蒸れやすい野菜(トマト・玉ねぎ・かぼちゃ・じゃがいも)などは、通気性の良い穴あきタイプのボードンが良く、乾燥に弱い野菜(れんこん・大葉・カット野菜)などは、穴なしタイプのボードンを使われることが多いようです。
野菜だけじゃない?コロナ渦で変化したパン屋の個別包装
コロナウイルスによる感染対策は、緩和されつつありますが、コロナが流行りだした頃、パン屋では、一つ一つ袋に入れて販売する店舗が多く見られました。
焼き上がりから時間をおいても、ある程度温度が高いものは、袋内が曇ってしまい水滴がたまり、パンが湿ることもあります。そのため、普通のポリ袋ではなくボードンを活用するお店もいたようです。
文/編集・dメニューマネー編集部
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