新米の価格が2年続けて値上がりしており、2023年産の新米の店頭価格は、前年よりも6〜7%高くなっている。お米をできるだけ安く買う方法として、どのようなものがあるだろうか?
方法1 定期購入サービスを使う
通販サイトによっては定期購入サービスがあり、これを使うと割引価格で買えることがある。
たとえば、通販サイトのAmazonでは「定期おトク便」というサービスを用意している。
定期おトク便では、定期的に買う商品を割引価格で自動的に届けてくれる。
登録料などはかからず、いつでもキャンセル可能だ。
定期おトク便でお米が届く頻度は、2週間〜6ヵ月の間で選ぶことができ、価格は最大で15%オフになる。
いつも決まった銘柄のお米を買っている人や、通販サイトで注文することが多い人は、定期購入サービスを使うのもよいだろう。
方法2 ふるさと納税でお米をもらう
ふるさと納税を使うと、実質2000円の自己負担でお米をもらうことができ、スーパーや通販サイトよりも安く手に入れられるケースがある。
たとえば、岡山県の吉備中央町では、1万1000円を寄附するとコシヒカリ15kg(5kg×3袋)がもらえる。
また、お米が複数回に分けて届く「定期便」を用意している自治体もあり、まとめ買いによって風味が落ちてしまうことも防げる。
ただし注意しなくてはならないのは、注文してから届くまでに時間がかかる場合があることだ。
返礼品にもよるが、届くまで数週間かかるものもあるので、計画的に注文する必要があるだろう。
方法3 金券ショップでおこめ券を安く手に入れる
おこめ券とは、スーパーやドラッグストアなどでお米を買うときに使える券だ。
贈り物として、全国のお米屋さんやデパートなどで販売されているほか、株主優待として提供されることもある。
通常は1枚500円(税込)で買うことができ、1枚440円として使える。
ただ、おこめ券は金券ショップなどで安く手に入れられることもあり、1枚440円以下で買えれば節約になる。
実際に1枚410円で販売している金券ショップもあるので、気になる人はチェックしてほしい。
自分に合った方法でお米代を抑えよう
そのほかに、お米の銘柄にこだわらないのであれば、銘柄などの異なる複数のお米が混ざったブレンド米を選ぶ方法もある。
ブレンド米はコシヒカリといった単一銘柄よりも安い傾向があるうえ、最近では、お米マイスターによってブレンドされた、味にこだわりのあるものも多い。
ロシアによるウクライナ侵攻に伴う肥料の値上げや、コロナ禍と比べて外食需要が戻ったことなどが原因で、価格が安定しているイメージのお米まで値上がりしている。
お米代を節約したい人は、自分に合った方法で対策しよう。
文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
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