カードローンを使いたい人の中には、「審査に通るか不安」という人もいるでしょう。消費者金融大手のアコム <8572> の新客数・成約率は50%前後。つまり、約半数は審査に落ちているのです。審査に落ちてしまうのは、どんな人なのでしょうか。
クレジットカードやスマホの支払いが遅れたことがある人
クレジットカードやスマホの利用料金の支払いが遅れたことがあるなど、自分の信用情報に自信のない人は要注意です。
信用情報とは、クレジットカードやカードローンなどの契約情報やその支払状況といった、金融取引に関する情報を指します。
俗にいう「ブラックリスト」というリストは存在しませんが、金融事故を起こした記録は一定期間信用情報に残ります。数回や数日ならまだしも、何度も遅れたことがあるという人は信用情報に記録が残っている可能性が高いです。
信用情報機関によって異なりますが、支払いが遅れたという記録が残る期間は5年程度。手数料が1,000円程かかりますが、インターネットで自分の信用情報を確かめられるので、気になる人は申し込んでみるのもよいでしょう。
専業主婦など安定した収入がない人
主婦や主夫、フリーランスでも毎月安定的に稼いでいれば問題ないケースが多いのですが、正社員や公務員よりは慎重に審査されるようです。収入のない専業主婦の場合は、まず通らないと思ったほうがよいでしょう。
また、株やFX、ギャンブルなどでの利益が毎月の収入の大部分を占める場合は、いくら高収入でも評価が低くなる可能性があります。
既に年収の3分の1以上の借入がある人
総量規制という法律により、貸金業者は年収の3分の1以上の金額を貸してはいけない、と決められています。
つまり、年収400万円の人であれば、借りられるのは約130万円までということです。既にほかの業者からこの上限金額まで借りている場合、新しく別の業者に審査を申し込んでも通ることはありません。
ただし、総量規制は銀行からの借入は対象外です。住宅ローンやマイカーローン、銀行カードローンでの借入は「年収の3分の1」に含まれません。
とはいえ、銀行カードローンについては総量規制に準じた自主規制を行っている銀行が多いようです。銀行カードローンからの借入を検討する際は、この点にも注意しましょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
【関連記事】
・クレカが不正利用されても補償されないケース
・ブラックリストでも作れるクレカはある?【PR】(外部)
・「dジョブスマホワーク」で高ポイントをもらう方法
・コストコで使えるおすすめクレカ5選【PR】(外部)
・クレカを使いこなす人必読の記事