トンボ鉛筆は、鉛筆やシャープペンシル、消しゴムなどの「MONO」シリーズを製造・販売している会社です。2023年9月には、MONOブランドの医療用白衣が発売されました。白衣には、MONOの青白黒の3色柄ロゴマークもついているそうです。 そんな同社の昔の社名、知っていますか?
東京・浅草で創業
同社の社名は、トンボの古名に由来します。トンボの別名が「あきず・あきつ=秋津」であったこと、日本もその昔「秋津島」と呼ばれていたことから、日本を代表する鉛筆を目指す思いが込められています。
同社は1913年、小川春之助氏により東京・浅草で創業。当時の鉛筆には「H.O.Pencil」(Harunosuke Ogawa Pencil)と刻印がされていたそうです。H.O.P は1921年から商標として使い始めましたが、1927年からは商品マークをトンボ印に変えています。
1945年に写真修整用鉛筆として発売されたのが、黄色いパッケージでおなじみの「8900」。当時、高級品だった製図用鉛筆が1本20銭だったのに対し、8900はさらにランクが上がり1本30銭だったそうです。1969年にMONO消しゴム、1971年にスティックのり・ピットが発売されています。
そんな同社の社名は、個人経営の「小川春之助商店」でした。1939年に営業部門を「トンボ鉛筆商事株式会社」、製造部門を「株式会社トンボ鉛筆製作所」として設立。1964年に株式会社トンボ鉛筆へ社名変更しました。
文/編集・dメニューマネー編集部
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