投資初心者にとって怖いのは「投資した額がマイナスになってしまうこと」ですが、dポイントを使った「ポイント投資」なら、もらったポイントで投資が始められます。

dポイントを貯める方法はたくさんある

dポイントは店舗での買い物200円（税込み）につき1ポイントつくほか、クレカのdカードGOLDなら1％還元されます。d払いにdカードを設定する、毎週金曜日と土曜日はネットで最大4％還元の「d曜日」を選ぶならば、さらに還元率は上がります。

このほかにも、dポイントクラブでアンケートに答えたり、ジョブスマホワークで証券口座開設などを申し込んだり、dヘルスケアアプリをインストールして歩いたりしてもdポイントが貯まります。はなさく生命の保険料をd払いで払ってももらえます。

さらに、dポイント以外のポイントからdポイントに交換すると10％増えるキャンペーンも時々行われており、こうした機会を使うとよいでしょう。

共通ポイントはdポイントのほかにもたくさんあり、さまざまな場面で貯められますが、あるアンケートでは、ポイントを貯めている人の6割が「ポイントの失効」を経験しています。そこで、貯めても使い切れないのであれば、投資に回すという手があります。

dポイントで投資する方法

dポイントを使った投資としては、「dポイント投資」や「日興フロッギー」を使う方法があります。

dポイント投資は証券会社の口座開設が不要で、100ポイントから始められます。「おまかせ運用」と「テーマ運用」の2つがあり、債券、株式、米国大型株、金（ゴールド）など自分が投資したいテーマや内容を決めて運用。dポイントを運用ポイントに交換したら、あとはコースを選ぶだけです。運用ポイントはいつでもdポイントに戻せるため、当面使う予定のないdポイントを投資できます。

「日興フロッギー」でdポイント投資する場合は、証券口座での口座開設が必要ですが、100ポイントを100円分として株式投資できます。

貯めたはいいものの使う予定がないという人、投資で損をしたくないという人は、まずは買い物などで貯まったポイントを投資に回してみてはいかがでしょうか。

文・谷口久美子（フリーライター）
編集・dメニューマネー編集部

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