体温計や血圧計の製造で知られる「テルモ」、昔の社名は何だった?

2023/10/27 16:00

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テルモ <4543> は体温計や血圧計の製造・販売で知られる医療機器メーカーです。そのほか、心臓や下肢の血管の病気に使われるカテーテル治療、心臓外科手術、糖尿病管理などの製品やサービスも提供しています。 同社の創業に関わった北里柴三郎氏は「近代医学の父」と呼ばれ、2024年発行の新千円札の肖像画に選ばれてい

テルモ <4543> は体温計や血圧計の製造・販売で知られる医療機器メーカーです。そのほか、心臓や下肢の血管の病気に使われるカテーテル治療、心臓外科手術、糖尿病管理などの製品やサービスも提供しています。

同社の創業に関わった北里柴三郎氏は「近代医学の父」と呼ばれ、2024年発行の新千円札の肖像画に選ばれています。テルモの昔の社名、分かりますか?

北里柴三郎氏ら数人の医師により創業

テルモは、ドイツ語で体温計を意味する“テルモメーテル”が由来です。

同社は1921年、北里柴三郎氏(1853-1931)ら数人の医師により創業。第一次世界大戦の影響により、体温計の輸入が途絶えてしまったことをきっかけに、良質な体温計を国産化するために設立しました。1922年体温計を発売、工場で量産されたことから、徐々に日本の家庭で体温計が普及し始めました。

その後、総合医療機器メーカーを目指し、1964年日本初の使い切り注射器を発売。当初は、使い捨てがもったいないと言われていましたが、1970年頃から大病院でも導入されるようになりました。

そんなテルモの創業時の社名は、「赤線検温器株式会社」です。1936年に仁丹体温計株式会社へ変更。1974年に現在の社名である、テルモ株式会社となりました。

文/編集・dメニューマネー編集部

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