11月は魅力的な株主優待をもらえる銘柄がいくつもあり、そのうち“食欲の秋”ならではの食事券がもらえる3社を紹介します。優待の食事券が届くのはちょっと先のこともありますが、楽しみに待ちましょう（株価は10月27日終値）。
串カツ田中で使える2000円分の食事券──串カツ田中ホールディングス
大阪発祥の串カツ専門店「串カツ田中」の串カツ田中ホールディングス <3547> の優待は、100株以上の株式保有で2000円分の食事券です。株価は1713円、最低投資額は17万1300円、優待利回りは1.17%、権利確定日は11月末日です。
子供向けサービスもたくさんあって、小学生以下はソフトクリーム（無料）を自分で作れたり、19歳以下だとソフトドリンクを注文して店員にじゃんけんに勝つと1杯無料になったりもします。
回転寿司・銚子丸で使える500円分の食事券──銚子丸
東京・千葉を中心に店舗展開している回転寿司チェーンの銚子丸 <3075> の優待は、100株以上の保有者が対象で、500円分の食事券です。株価は1514円、優待に必要な額は15万1400円、優待利回りは0.66%、権利確定日は11月15日・5月15日です。
銚子丸には一皿180円(税抜、以下同)から320円くらいのメニューが多く、大手回転寿司チェーンと比べるとやや高めの価格帯で、人気なのは、オーロラサーモン（400円)やあら汁（200円)などです。あら汁はお昼のサービスで、平日の午後2時までは無料だそうです。
500円分のジェフグルメカード──ニイタカ
フードビジネス業界向けの業務用洗剤、固形燃料などの製造・販売しているニイタカ <4465> の優待は、100株以上の株式保有で500円分の食事券（ジェフグルメカード）です。株価は2088円、優待に必要な投資額は20万8800円。優待利回りは0.48%、権利確定日は11月末日・5月末日です。
ジェフグルメカードは大手のファミリレストラン、ファストフード、居酒屋など、全国3万5000店舗で使えるのでとても便利です。好きなジャンルのお店を探して使ってみてはいかがでしょうか。
文・鈴木靖啓（ファイナンシャル・プランナー）
編集・dメニューマネー編集部
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