絵の具やクレヨンなどの文房具を製造・販売している、ぺんてる。パッケージに男の子と女の子が描かれている同社のクレヨンは1955年から販売されているロングセラー商品で、子どもの頃使っていたという人も多いでしょう。そんな同社の昔の社名、知っていますか？

サインペンは発売当初は人気がなかった？

ぺんてるは1946年に創業。社名は、ペインティング（塗る）とパステルを組み合わせた造語です。創業してすぐに、手で握って作る「にぎり墨」を発売します。

その後、1947年に「メイロークレヨン」、1949年に「ドラゴンえのぐ」、1952年に「ぺんてるえのぐ」を発売。

1963年に水性サインペン「ぺんてるサインペン」を発売しますが、国内では全く売れませんでした。そこで、シカゴの国際見本市で来場者に無料配布したところ、1本がアメリカの第36代大統領リンドン・ジョンソン氏の手に渡り、アメリカで大ヒット。その後日本でも人気に火がつきました。

ぺんてるの創業時の社名は、「大日本文具株式会社」。1971年にぺんてる株式会社へ社名を変更しました。2022年、オフィス用品大手のプラスに買収され、傘下に入りました。

文/編集・dメニューマネー編集部

【関連記事】
・「老後破産」しないために読みたい
・ブラックリストでも作れるクレカ5選【PR】（外部）
・今持っている株を売って新NISAで買い直したほうがいい？
・会社に転職活動がバレない転職サイトの機能
・「dジョブスマホワーク」で高ポイントをもらう方法