「バーモントカレー」「とんがりコーン」「フルーチェ」などを製造・販売している食品メーカー、ハウス食品。現在は持株会社化し、ハウス食品グループ本社 <2810> のグループ会社です。ハウス食品の昔の社名、知っていますか?
創業者夫人の助言により誕生した商品名が由来
ハウス食品の社名は、1928年に発売された「ハウスカレー」に由来します。それまでは「ホームカレー」でしたが、創業者夫人・靖代氏の「日本には“ホーム”という概念がない。“ハウス”にすべき」という助言を受けて、日本人に合う表現のハウスに決まりました。
同社は、1913年に浦上靖介(うらかみせいすけ)氏(1892-1966)により大阪府で創業。浦上氏は1926年に稲田食品製造所からホームカレーの商標・営業権、工場を譲り受けました。
発売当時、カレーはまだ日本人になじみがなかったため、全く売れなかったそうです。しかし製品を改良し、実演販売や宣伝カーで宣伝することにより、徐々に知名度を上げました。
その後、それまで辛くて大人の食べ物だったカレーに果物やハチミツを入れることにより、子どもも食べやすくし、誕生したのが1963年発売の「バーモントカレー」です。
そんな同社の創業時の社名は、「浦上商店」で、1947年に法人化し、株式会社浦上糧食工業所を設立。1949年に社名を株式会社ハウスカレー浦上商店へ変更し、1960年にハウス食品工業株式会社に、1993年に現在の社名・ハウス食品株式会社へ再変更しました。
文/編集・dメニューマネー編集部
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