クーポンで節約できる額は少額のため、「使うのが面倒」という人も多いでしょうが、しっかり節約・貯蓄している人は、節約した額を“つもり投資”して好循環を生んでいます。dポイントを貯めている人なら使いたいdポイントクーポンにはどんな使い方があるのでしょうか。

コンビニやカフェ、ドラッグストアなどで使える

dポイントクーポンはdポイントクラブで入手でき、その多くは期間内に何度も使えます。NTTドコモの電話回線を持っていなくても、dアカウントがあれば使え、店頭でクーポン画面を見せて使います。

クーポンの例としては、ローソン <2651> ではウチカフェスイーツ20円オフのクーポンがあります（2023年11月5日時点、以下同）。

また、鎌倉パスタ（サンマルクホールディングス <3395> ）のクーポンは店内飲食で3％になります。1グループの会計で1回使えるので、一緒に行った人の分も割引されます。

ドラッグストアのサツドラ（サツドラホールディングス <3544> ）で使えるクーポンは、買い物額が1,100円以上の時に、一番高額な対象商品が1点自動で10％オフになります。

上島珈琲店ではモーニングが50円オフになります。

節約したお金を投資する

クーポンで節約できる額は数十円など少額なので、その額を“つもり投資”するとよいでしょう。

たとえば20円や50円の割引でも、数回で100円になります。SBI証券（SBIホールディングス <8473> )など多くの証券会社では100円で投信を買えるため、“つもり投資”が簡単にできます。

さらに、SBI証券では投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まる「投信マイレージ」制度もあります。通常銘柄は0.2％なので、これもポイント数としてはわずかですが、指定したTポイント、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイルのうち指定したポイントに投信マイレージはたまります。

毎月、1ヵ月で節約できた額を、投資に回していけば、「いつの間にか」増えている状態にできるのではないでしょうか。

文・谷口久美子（フリーライター）
編集・dメニューマネー編集部

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