コロナ禍も落ち着きを見せる中、ここ数年できなかった海外旅行の計画を立てている、という人もいるでしょうが、約3割が旅行先でトラブルにあった経験があるという調査(「若者と旅行代理店」に関する調査、三洋航空サービス2023年10月実施)もあるように、旅にはトラブルもつきもの。一人旅であればなおさらです。1人で海外に行くとき、気をつけておきたいポイントは何でしょうか。
注意点1 宿泊先を安易に決めない
安全に海外一人旅を楽しむためにも、宿泊先は必ず治安のよいエリアから選びましょう。地元の人でも避けるような危険エリアは、宿泊料金が相場よりも安い傾向にあるので要注意です。
調べても口コミが少なかったり、まったくなかったりするようなホテルの場合、夜な夜な従業員など部外者が部屋に忍び込んで、財布を荷物から抜き取るといったケースもあります。
また、買春を持ちかけられたり、違法ドラッグをすすめられたりするなど犯罪に巻き込まれるケースや、トコジラミに刺されるといった被害を受けることもあります。
ホテルの口コミやガイドブック、インターネットの治安情報を参考に、こうしたホテルは徹底的に避けましょう。
注意点2 道に迷ったとき知らない人に案内してもらわない
道に迷ったとき、知らない人に案内してもらうと、違法とばく場に連れていかれることもあります。また、イミテーション品が売られている店に連れて行かれて、無理やり高価な模倣品を買わされたりすることがあります。
タクシーやリキシャのドライバーも安易に信用してはいけません。特に、路上で声掛けしてくるタクシーには警戒が必要です。
また女性1人の場合、「連れて行ってあげるよ」などと言われても、ついていくのは危険です。道を聞くなら駅やショッピングセンター、大きめのホテルなどの従業員に尋ねるのが無難です。
道に迷ったときのために、普段からホテルなど滞在先の名刺、緊急連絡先やスマホのモバイルバッテリーを持ち歩いておくとよいでしょう。
注意点3 窃盗に遭ったとき犯人を追わない
窃盗犯には大抵共犯者がいるので、追いかけると囲まれて命を落とす危険もあります。絶対に犯人を追ってはいけません。
窃盗にあったら、まずは盗まれた物を確認し、地元警察署で盗難証明書をもらいます。盗まれたものがパスポートだった場合、日本大使館・総領事館に行きましょう。
その際に持っていく書類は外務省のウェブサイトに載っています。クレジットカードだった場合、すぐにカード会社へ連絡しましょう。
もしも不安でパニックになりそうだったら、とりあえず日本大使館・総領事館へ駆け込むべし、と覚えておきましょう。
海外には日本と違い、銃やナイフを持った窃盗犯が街中を歩いている国もあります。事前準備と警戒を怠らず、安全で楽しい旅にしましょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
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