「品借料」信用取引の売り手から買い手に支払われるコスト

2021/07/23 11:30

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株式投資の信用取引で信用売りをする場合、証券会社が証券金融会社から信用取引に必要な株式を借りてきて売ることになりますが、証券金融会社で株不足が生じた際、その不足する株式を外部から調達するために支払う追加のコストを品借料といいます。1株につき何円というように表示され、信用取引の売り手(売り方)から徴収して買い手(買い方)

株式投資の信用取引で信用売りをする場合、証券会社が証券金融会社から信用取引に必要な株式を借りてきて売ることになりますが、証券金融会社で株不足が生じた際、その不足する株式を外部から調達するために支払う追加のコストを品借料といいます。1株につき何円というように表示され、信用取引の売り手(売り方)から徴収して買い手(買い方)に支払われます。なお、品借料は貸し手側から見ればそのまま「品貸料」や「逆日歩」となります。

株不足が解消されるまで毎日かかるので要注意

品借料は、株不足が解消されない限り、市場が動かない土日や祝日も含め、毎日かかっていくものです。信用取引の売り手にとっては、早く株価が値下がりして利益が出ないと、コスト負担ばかりが重くなっていくことになるため、買い戻しの動機になります。【お金の単語帳】