「ナンピン買い」値下がり銘柄を買い増して平均単価を下げる方法

2021/07/23 16:30

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ナンピン(難平)とは「難を平らにする」という意味で、ナンピン買いとは保有している株式の株価が下がったときに、平均購入単価を下げるためにさらに買い増しをする投資手法です。例えば、3000円で100株買った銘柄が2000円に値下がりしたとき、100株買い増しをすると合計200株で5000円となり、100株当たりの平均購入単

ナンピン(難平)とは「難を平らにする」という意味で、ナンピン買いとは保有している株式の株価が下がったときに、平均購入単価を下げるためにさらに買い増しをする投資手法です。例えば、3000円で100株買った銘柄が2000円に値下がりしたとき、100株買い増しをすると合計200株で5000円となり、100株当たりの平均購入単価は2500円になります。つまり、損益分岐点が500円ほど下がることになります。

下落局面で繰り返すと損失拡大の危険性も

ナンピン買いは、株価が上昇基調にあって、たまたま一時的に下落したときに行えば収益を広げる可能性がありますが、そのまま下落すれば損失をさらに大きくしてしまう危険性があります。ナンピン買いを繰り返し、損失拡大の深みにはまってしまうケースもあるため、投資の世界では「下手なナンピン、スカンピン」などと言われることもあります。【お金の単語帳】