「ロスカット」損失が膨らまないよう、ある段階で確定させること

2021/07/25 11:30

https://money.smt.docomo.ne.jp/image/r8SK8KkxS2SI4BV8KuMRUA.jpg
ロスカット(Loss Cutting)とは、投資において一定の損失が出た段階で決済して損失を確定することで、「損切り」「ストップロス」ともいいます。例えば、購入した株式の株価が下落して、その後の回復が見込めないのにそのまま保有し続けた場合、さらに下落して損失が膨らむ可能性がありますが、ある段階で損失額を確定させることで

ロスカット(Loss Cutting)とは、投資において一定の損失が出た段階で決済して損失を確定することで、「損切り」「ストップロス」ともいいます。例えば、購入した株式の株価が下落して、その後の回復が見込めないのにそのまま保有し続けた場合、さらに下落して損失が膨らむ可能性がありますが、ある段階で損失額を確定させることで、それ以上膨らまないようにすることができます。

FX取引では、強制的なロスカット決済も

FX取引におけるロスカットとは、含み損が大きくなりすぎた場合に自動的に行われる強制決済のことを指します。FXには株式のような「ストップ高」「ストップ安」といった値幅制限の仕組みがありません。レバレッジを高くすれば高い収益を狙える半面、損失もかなり膨らむ可能性があります。証拠金がなくなるばかりか、不足金が発生する危険性もあります。これらのリスクを避けるため、FX取引業者では一定のロスカットレベル(必要証拠金維持率)を下回った場合、強制的にロスカットによる決済が行われます。その基準は20~30%など、取引業者や条件などによって異なります。【お金の単語帳】