「おっとっと」「チョコボール」「ハイチュウ」などのお菓子の製造・販売で知られる、森永製菓 <2201> 。森永のシンボル、エンゼルマークの歴史は古く誕生したのは1905年のことでした。実は、現在のエンゼルマークは7代目だそうです。昔の社名、知っていますか？

２坪の工場から始まった森永製菓

同社の前身の創業は、1899年 。お菓子作りの修業を終えアメリカから帰国した森永太一郎氏（1865-1937）が、“栄養のあるおいしいお菓子を日本の子どもたちへ届けたい”との思いで、わずか2坪の小さな工場を作ったのがはじまりです。

黄色い箱でおなじみ、同社のミルクキャラメルが発売されたのが、1914年。当時はバラ売りだったキャラメルを箱に入れ、持ち運びやすくした“ポケット用ミルクキャラメル”は大ヒットしたそうです。1918年には、一貫製造で国産第1号のチョコレートを発売しました。

同社の前身の社名は、「森永西洋菓子製造所」。1910年には株式会社森永商店を設立。1912年に森永製菓株式会社へ変更しますが、1943年に森永食糧工業株式会社へ改称しています。再び現在の森永製菓という社名になったのは、1949年でした。

文/編集・dメニューマネー編集部

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