お金が貯まらない人はどんな買い物が多いのでしょうか。この記事では、お金が貯められない人がついやりがちな、「お金が貯められないNGな買い物」を5つご紹介します。
「宝くじ」をよく買う
宝くじをよく買う人はお金が貯まらない人だといえそうです。その理由をみていきましょう。
宝くじは極めて当選確率が低い
宝くじは当選確率が極めて低いことをご存知でしょうか?
たとえばサマージャンボ宝くじの場合、2,500万本のうち1等は25本。当選確率は0.000001%です。また、2等でも当選確率は0.00002%の低さです。
夢があると言えば言えますが、宝くじはほとんど当たらないのです。
宝くじの購入費用を貯蓄に回す方が賢明
家計の観点から見れば、ほとんど当たらない宝くじの購入費はムダな支出です。宝くじの購入をやめ、そのお金を貯蓄に回す方が、確実にお金が貯まります。
また、一部銀行では貯蓄すると宝くじがもらえる「宝くじつき定期預金」を取り扱っています。それを利用すればムダな支出を発生させずに宝くじを楽しめます。
「ポイ活」に熱心すぎる
ポイ活に熱心すぎる人もお金が貯まりにくいでしょう。
たとえばポイント欲しさに本来必要ないものまで買っている人は要注意です。
一定の節約効果が期待できるポイ活ですが、あまりに熱心すぎるとポイント目的のムダな支出が増え、お金が貯まりにくくなります。
ポイ活を行うにあたっては、くれぐれもポイントを貯めるのが目的にならないように気をつけましょう。
「セール」などの言葉に弱い
「セール」などの言葉に弱い人もお金が貯まりにくい人でしょう。安さにつられて不要な買い物によるムダな支出が発生しやすいからです。
お得感が高いセールには、「安いのは今だけ」との焦りから衝動買いが増える怖い一面もあります。
往々にして衝動買いはムダな支出になりやすく、それがお金が貯まらない原因にもなります。
「無計画なまとめ買い」が多い
「無計画なまとめ買い」が多い人もお金が貯まりにくい人です。
食品は計画的にまとめ買いをしないと食品ロスが生じ、それによって食費が大きく増える恐れがあります。
また、日用品などの無計画なまとめ買いは、家にものがあふれて管理が難しくなる原因となります。その結果「探しても見つからない」などの理由から、家にあるはずのものを新たに買う羽目になって本来不要な支出が発生してしまいます。
「ビニール傘」をよく買う
出先でビニール傘をよく買う人もお金が貯まりにくい人だといえるでしょう。
お金が貯まる人はムダな支出が出ることを嫌うため、いかにムダな支出を減らすかを考えます。たとえば、「出がけに天気予報を確認する」「家から傘を持参してビニール傘を買わずに済ませよう」とします。
しかし、お金が貯まらない人には行き当たりばったりの行動を取る人が目立ちます。そのような人は、どうしてもムダな支出が発生しやすくなり、お金を貯めるのが難しくなるのです。
お金が貯まらない人は「ムダな買い物」が多い
お金が貯まらない人は、以上で挙げたような「ムダな買い物」が多い傾向があります。それを見直すだけでも支出が大きく減り、その分お金が貯まりやすくなる可能性が高いでしょう。
まずは自分の買い物の傾向を見直し、ムダな買い物があればさっそくあらためることをおすすめします。
元銀行員ライター。預金・為替業務に長く携わった経験をもとに、節約などの記事を多数執筆。現在はジャンルを広げて教育系の資格を生かした記事まで幅広く執筆。
(2021年7月25日公開記事)