相撲業界で使われる「かまぼこ」という言葉は、稽古中の力士のある様子をさします。「かまぼこ」のように真っ白くなること?ぷりんと丸っこいこと?いったいどのような様子なのでしょうか。
「かまぼこ」のように板塀にくっついた様子のこと
ほかの力士が一生懸命稽古をしている中、稽古をサボる力士のことを「かまぼこ」といいます。土俵の外の板塀に背をくっつけ、稽古に参加しない力士の様子が、かまぼこがピッタリ板についていることを連想し生まれた隠語です。
ほかの業界でも「かまぼこ」の隠語が使われており、意味はサボるとは違いますが、似たような連想からきています。
ちなみに、映画・舞台業界で使われる「かまぼこ」は、役者が幕引きや最初のシーンから、立ち位置に既にいる状態やシーンの間、立ち位置を移動しない状態ことさします。
相撲業界と映画・舞台業界どちらもその場から動かない様子を、かまぼこに例えています。
力士になるためには健康診断が必要
力士になるためには、日本相撲協会が指定する基準に合格、あるいはその運動能力が十分であることを認められる必要があります。
しかし、10年前に比べて相撲部のある高校が減ったことや、力士志願者も減っている背景から、日本相撲協会は2023年9月28日、力士志望者の新弟子検査体格基準を廃止しました。
今までは、身長167センチ以上、体重67キロ以上という体格の基準を定めていましたが、身長と体重の基準を満たさない場合でも、ほかの運動能力で機会を与えると公表しました。
これは、身長や体重の基準を定めた1932年以来、初めての規則改正で、「一人でも多くの若者に相撲界に入門してほしい」という思いから実現されたようです。
体格の基準以外では、一般は23歳未満であること。日本相撲協会がしていているアマチュア大会で一定の成績を残した人は25歳未満であることです。
さらに日本相撲協会が指定する医師の、健康診断に合格してはじめて力士として認められます。
文/編集・dメニューマネー編集部
【関連記事】
・「dジョブスマホワーク」で高ポイントをもらう方法
・ブラックリストに載っても作れるクレカ!審査が甘めな5選(外部)
・「老後破産」しないために読みたい
・dポイントで投資できる?100ポイントからでOK!(外部)
・ポイ活特集