「会社が倒産する」5つの前兆 オフィスの引越しは実はヤバいかも?

2023/11/17 10:00

倒産する会社には、独特の雰囲気があると言われています。とはいえ、自分の会社が倒産しそうかどうかなど、普通はなかなか分からないものです。危ない会社にありがちな前兆とは、どのようなものなのでしょうか。 1 取引先が急に冷たくなる・取引自体が終了する メールの返信が遅くなったり、取引そのものを断られてしまったりする状態です。

倒産する会社には、独特の雰囲気があると言われています。とはいえ、自分の会社が倒産しそうかどうかなど、普通はなかなか分からないものです。危ない会社にありがちな前兆とは、どのようなものなのでしょうか。

1 取引先が急に冷たくなる・取引自体が終了する

メールの返信が遅くなったり、取引そのものを断られてしまったりする状態です。

同業他社の場合は業界内の集まりなどで顔を合わせることも多いため、その会社の社員よりも多くの情報を持っていることがあります。

そうしたつながりや帝国データバンクなどから得た信用情報から、「この会社は大丈夫か?」と思われてしまっている可能性があります。

2 外注や契約社員を切る

それまで長く付き合っていた外注業者や契約社員を切ったり、希望退職者の募集を積極的に行うようになったりしたら、「いよいよ倒産するかもしれない」と危機感を持ったほうがよいでしょう。

大幅なコスト削減を図らなければならないほど、会社の売上や利益が危機的状況だということだからです。

3 オフィスの引っ越し話が出る

オフィスの引っ越しも、大幅なコスト削減効果を狙ってのことかもしれません。

もちろん業績が好調で、より広く利便性の高いオフィスへ引っ越すケースもありますが、そうでないのなら注意が必要です。

そのほか、エアコンの使用制限が厳しくなったり、文房具などの備品が経費で買えなくなったりした場合も、会社の資金繰りが厳しくなっている可能性があります。

4 役員の会議が増える

マネージャーや役員が、会議や打ち合わせを理由に席を外すことが多くなっている場合は、経営上の大きなトラブルが起こっている可能性があります。

特に、経理担当者がこの会議に出席していたり、そもそも会社にいないことが増えたりしている場合は、資金繰りに奔走しているのかもしれません。

5 社長が居留守を使うことが増える

社長が居留守を使うのは、単に忙しいからという場合もあります。しかし、銀行や信用金庫からの連絡に対して居留守を使っている場合は、督促から逃げている可能性があるため注意が必要です。

ほかにも、上層部の退職が続いたり、それまで出ていたボーナスがカットされたりするケースも、危険信号かもしれません。

これらの項目が複数当てはまった場合は、自社の状況を慎重に見極める必要がありそうです。

文/編集・dメニューマネー編集部

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