コンビニ業界にはさまざまな業界用語があり、「エンド」という言葉があります。この言葉の意味は、終わりというものではなく、ある場所をさしています。また「ありあり店・なしなし店」という用語もコンビニでは使われていて、タバコやお酒が関係しているとか──。それぞれどんな意味なのでしょうか?
「エンド」って何?
「エンド」とは店内の中央部分に配置されている陳列 の、両端にある陳列スペースのことです。このスペースは、来店者にとって目に留まりやすい位置で、店舗ごとに商品内容や展示方法を工夫しています。
また、出入り口に一番近いエンドを「プロモーションエンド」と呼びます。この「プロモーションエンド」とレジの向かい側にある「エンド」は、特に来店客の目に留まりやすく、衝動買いが誘発しやすいエリアです。
手に取りやすいガムやのど飴、栄養ドリンクがよく陳列されていますが、逆に売れ筋が良くない商品を陳列して、底上げを図ることもあります。
「ありあり店・なしなし店」って何?
「ありあり店」は、タバコと酒類両方を販売しているコンビニの店舗をさします。
一方で、両方販売をしていない店舗は、「なしなし店」となります。
タバコや酒類の販売は、コンビニに限らず、スーパーやデパートでも一般小売販売業の許可申請と免許が必要です。そのためタバコや酒類は免許品と呼ばれています。
タバコ販売の許可を得るには、法律で定められた一定の距離圏内に、既存のタバコ販売店がないことが条件に挙げられています。
そのため、既存の販売店舗との距離が近い場合は申請がおりません。酒類は販売店舗間の距離基準がないため、多くの店舗で販売が可能です。
文/編集・dメニューマネー編集部
【関連記事】
・「dジョブスマホワーク」で高ポイントをもらう方法
・ブラックリストに載っても作れるクレカ!審査が甘めな5選(外部)
・「老後破産」しないために読みたい
・dポイントで投資できる?100ポイントからでOK!(外部)
・ポイ活特集