共働きの夫婦が増える中、最近では妻の収入が夫を超えているケースも珍しくありませんが、こうした場合、夫婦ともにお金のことで不安を覚えたり、けんかをしたとき、つい収入のことを持ち出してしまったりすることがあるようです。収入差がある夫婦の円満の秘訣は何なのでしょうか。
家事負担の割合を収入差で決めない
家事の分担は、なんとなく収入で決まってしまいがちです。しかし、「私(俺)のほうが稼いでいるんだから家事はやってくれよ」と一方的に押し付けたり、「俺(私)のほうが収入低いんだから、家事は全部やらなきゃ」と無理をしたりしてはいけません。
あくまでも臨機応変に、お互いその時間や体力で、できることをできる範囲でやるようにしましょう。たとえば、就業時間が違うのならば、1日の中でやれる家事も違ってくるはずです。
将来について共通の目標を持つ
目先の問題にとらわれないよう、まずは2人で話し合い、「こんな家に住みたい」「子供は何人ほしい」など共通の目標を持ちましょう。
話し合うことでそれぞれの価値観も分かりますし、普段のお金の使い方や仕事への姿勢も目標に向かって変わってきます。
定期的に話し合い、遠い未来のことに加えて短期・中期的な目標も共有できるとよいでしょう。
お小遣いの使い道はお互い自由に
それぞれのプライベートなお金の使い方には、口を出さないほうがよいでしょう。趣味などの息抜きは必要です。洋服やスマホ代なども個人のお小遣いに入れてよいのではないでしょうか。
支出のすべてを把握しようとするのではなく、食費や家賃など、生活に関するお金の流れが大まかに見える化できていればよいと考えるのがポイントです。
家計簿をつけるのが面倒なら、スマートフォンアプリをつかうなど、自分が続けられる方法を試してみるのがよいでしょう。
そして何より大切なのは、家計簿やアプリの内容は必ず夫婦で共有することです。妻、もしくは収入の多いほうだけが家計を把握しているのではなく、お互いが月々の出費をしっかり把握していれば、なんとなく感じていた不公平感も和らぐかもしれません。
どちらも「稼いでいるほうがえらい」などとは思わず、思いやりの心を持って相手に接するようにしましょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
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