2024年からNISAが大きく変わるため、2023年のうちに手続きや準備をしておかないと、制度を使いこなせず損してしまうかもしれません。2024年になる前に、次のようなことに取り組みましょう。
1 一般NISA・つみたてNISAを始める
2023年に一般NISAかつみたてNISAを始めると、非課税で運用できる金額が増えます。
2024年に新NISAが始まり、生涯の非課税投資枠は1,800万円になります。しかし、2023年までにNISA口座で投資した分は、1,800万円とは別に非課税で保有できます。
一般NISAなら120万円を5年間、つみたてNISAなら40万円を20年間、非課税で運用できます。
2024年になると一般NISAやつみたてNISAを始められなくなるため、非課税で運用できる金額を増やしたい人は、2023年12月末までにNISA口座を開設して投資しましょう。
2 2024年の投資計画を立てる
2024年に始まる新NISAは、資金を引き出すると投資枠が復活するため、制度を理解して使いこなせるかどうかで得られるメリットが大きく変わります。
結婚や出産、転職、マイホーム購入などのライフイベントを書き出し、どのくらい投資に回し、どのタイミングで引き出すのか、投資計画を立てておきましょう。
たとえば、結婚式や子供の教育費、マイホームの頭金などを、貯金ではなく新NISAで貯めるのも一つの選択肢です。ただし、投資なので市況によって評価額が増えたり減ったりすることは押さえておきましょう。
3 ジュニアNISAで投資する
ジュニアNISAは18歳未満の子供名義で投資できるNISAで、2024年で終了する予定です。ジュニアNISAの非課税枠は80万円で、子供が18歳になるまで非課税で運用できます。
多くの金融機関では、ジュニアNISAの口座開設の期限を9月まで、投資の期限を12月までとしています。すでに口座を開設している人は期限に気をつけつつ、忘れずに2023年の間に投資しましょう。
文・木崎 涼(ファイナンシャル・プランナー)
編集・dメニューマネー編集部
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