Amazonでは11月24日(金)から12月1日(金)までの8日間、ブラックフライデーのセールが行われる。このセールでお得に買い物をしようとする人もいるだろうが、売られているすべての商品が良いものとは限らない。届いてから箱を開けてがっかりしたり、損したりする商品にはどのような特徴があるだろうか。
特徴1 商品名にメーカー・ブランド名が入っていない
Amazonでは商品名の基本ルールとして、商品の正式名称のほかにメーカー・ブランド名、仕様、型番を含めるよう定めており、これらが入っていない商品を買うとトラブルに遭うかもしれない。
特にメーカー・ブランド名については、商品名の先頭に入れることが推奨されている。
ノーブランド品であればブランド名は入れなくてよいが、ブランド品であるにもかかわらず入れていないなら、ルールを守らず粗悪品を販売している出品者かもしれない。
また、商品名に「人気商品」「ベストセラー」のような主観的な文言を入れるのは規約違反であるため、こうした文言を入れていないかどうかも確かめたい。
特徴2 口コミの日本語が不自然
日本語が不自然な口コミは、本当は商品を使っていない人が書いた、いわゆる「やらせ口コミ」である可能性が高い。
実際に中国では、偽の口コミを書く人を募集して報酬を支払う組織が存在する。
こうした組織は、翻訳ソフトを使って外国語を日本語に翻訳した口コミを載せていることがあるため、不自然な日本語が見られる。
「口コミが多いし、全体の評価も高いから安心」と思って買うと、品質が良くない商品が届くかもしれないので、口コミの文面も注意深くチェックしたほうがよいだろう。
特徴3 商品を急に値上げした形跡がある
セール前に商品を急に値上げして、セールが始まるタイミングで値下げすることで、大幅に値下げしているように見せかける悪質な事例も報告されている。
たとえば、通常時は5,000円で出品しているものを、ブラックフライデーセールの前に2万円に値上げし、セールが始まるタイミングで5,000円に戻して「75%オフ」とするパターンだ。
このような商品の出品者は、利益だけを考えて販売している可能性がある。
セール期間中に買おうと思ってお気に入り登録していた商品が、急に値上げした形跡があるときは、見せかけの大幅値下げをする商品かもしれないので、注意してほしい。
また、買おうと思っている商品の出品者がほかにもいる場合は、いくらで売っているのか確かめよう。それにより相場が分かり、相場とかけ離れた価格から大幅に値下げしている出品者を見抜けるかもしれないからだ。
文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
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