刑事ドラマやアニメの中でも活躍する警察官ですが、その階級は大きく9階級に区分されており、その階級の中でも所属や階級など細かく分かれている そうです。
そんな警察業界で使われる隠語の中に、「ハム」と呼ばれる言葉があります。もちろん食べるハムではなく、ある警察組織の一部として知られ、この言葉の意味を知ったら、『名探偵コナン』のある人物を思い出すかもしれません。
国を脅かすものを取り締まる、秘密主義な「ハム」
「ハム」とは公安警察のことで、「公」の字が「ハム」に見えることからそう呼ばれる ようになりました。
公安警察は、公共の安全と秩序の維持を目的とし、国内では極左暴力集団や右翼団体 、国外では諜報機関によるスパイ活動 やテロ、外国政府の対日工作などが捜査対象です。
基本的には他部署とも情報交換をせず 、秘密組織として活動する公安警察ですが、『名探偵コナン』だと、敵の組織に潜入しながらも普段は私立探偵を装う、降谷零(別名 安室透)も公安の一人 です。
エリート集団「公安」になるためには
公安部門に配置されるには、特に優秀な者でなければなりません。警察学校で一般教養や法学、捜査手法を学び、卒業までにトップの成績を残し注目されることも必要です。
警察学校を卒業後は、最初に交番へ配属されますが、ここでの検挙数が多いことや、さまざまな厳しい条件をクリアしたのち、公安の登用が決まります。
どんなに本人が希望しても、その実力が定まっていないと公安にはなれない、狭き道なのです。
公安とは決して花形の仕事ではないが、監視対象に動きがあれば、国のため昼夜を問わず捜査 し、私たちが安心して暮らせる生活を保ってくれる重要な部署です。
文/編集・dメニューマネー編集部
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