社内恋愛をしているとき、いくつかのポイントに気をつけないと、職場の人に気を遣わせてしまったり、距離を取られてしまったりすることがある。どのようなことに気をつけて、同じ職場の異性とお付き合いをすればよいのだろうか?
1 仕事とプライベートを切り分ける
2人の間で起こったプライベートな問題を仕事に持ち込むと、さまざまな支障をきたすので、仕事とプライベートをきちんと切り分けよう。
たとえば2人がケンカしたとき、仕事中もお互いに冷たい態度を取っていると、周りの人が気になって仕事に集中できなくなるかもしれない。
それだけでなく、2人に対する上司からの評価が下がる可能性もある。
2 意図的に離れた場所で仕事をする
社内恋愛していることを隠したいのであれば、意図的に離れた場所で仕事をするとよい。
2人が近くにいると、普通に接しているつもりでも、ちょっとした視線や動きから付き合っていることが知られてしまうことがあるからだ。
2人のデスクが近い場合は、共有のワークスペースなどを不自然にならない程度に活用し、お互いが見えないところで仕事するのもよいかもしれない。
社内恋愛を隠すべきかオープンにしてもよいかについては、会社や人によって考え方が異なる。ただ、「社内恋愛をするのは自由だが、仕事をするために来ているのだから付き合っているのを隠すのが普通」と考える人がいることを踏まえて、慎重に行動しよう。
3 出勤時間をずらす
社内恋愛していることを隠したい場合は、出勤時間をずらすのも有効だ。
毎日同じ時間に2人が出勤していると、職場の人は違和感を覚えることがあるからだ。
出勤時間だけでなく、退勤や昼食、休憩のタイミングがいつも一緒だと、周りの人が気づくかもしれない。また、有給休暇を取る日が同じだと怪しまれやすい。
タイミングを毎回ずらすのは難しいかもしれないが、できるだけ被らないようにすることで、バレにくくなるだろう。
別れたときはどうすればいい?
20代から50代の独身男女を対象としたアンケートによると、「職場で出会いを求めている」と回答した人は全体の27%で、「求めていない」が48%だった(株式会社スタジオテイル、2023年7月調査)。
職場で出会いを求めている人は少数派とはいえ、出会いを求める人がいる以上、社内恋愛をする可能性は誰にでもあるし、残念ながら別れてしまう可能性もある。
別れてからも2人がその会社で働き続ける場合、相手のことを極端に避けたり悪口を言ったりするのはよくない。職場の雰囲気だけでなく、自分の立場も悪くしてしまうかもしれないからだ。
最初は難しいかもしれないが、相手の態度に左右されず、ほかの同僚と同じように接することを心がけよう。
文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
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