不用品を売るときに多くの人が使っている「メルカリ」では、利用者の2人に1人が「メルカリで紹介したい商品がある」と考えていることから、新たにアフィリエイトができるようになりました。これは「メルカリアンバサダー」という新しい仕組みで、紹介した商品が売れると2%がポイントでもらえ、2024年1月10日までなら5%に増量中です。
メルカリアンバサダーへの登録はアプリからはできない
メルカリアンバサダーへの登録はウェブサイトからのみで、アプリからはできません。
ただ申し込みは簡単。氏名や住所などを登録するだけです。あとは紹介したい商品ページからリンクを共有すればOKです。
注意点は2つ 購入してもらうときに2点あり
メルカリアンバサダーとして紹介する際の注意点の一つ目は、紹介リンクを踏んだ利用者がメルカリにログインしていない状態でクリックし、24時間経ってから買った場合はポイントがっもらえないことです。
もう一つの注意点は、取引で稼げるポイントには、限度があることで、取引1件では最大1,000ポイント、つまり上限の2%を獲得するには、5万円の商品を売った場合です。また1ショップで月3,000ポイントまでという上限もあります。
どのジャンルが売れそう?
アフィリエイトを始める上で気になるのは、どんな商品が売れるかということですが、特に人気のカテゴリーは「洋服・靴・かばん」と「エンタメ・ホビー」です。
「洋服・靴・かばん」では、以前はシャネルやルイ・ヴィトンのようなハイブランドが上位を占めていましたが、最近はユニクロやナイキなど、より身近なブランドの商品がよく買われているようです。
「エンタメ・ホビー」は、特にコロナ禍以降、お家時間が長くなったことも影響しているおようで、本やゲーム、おもちゃなど、インドア向けアイテムが多く売れています。2022年のデータでは、アップル製品とニンテンドースイッチが特に人気が高かったそうです。
メルカリアンバサダーも「ステマ規制」には注意
今や誰もがSNSを使う時代、商品やサービスを紹介して収入を得るアフィリエイトは年々拡大しており、その市場は4000億円近くといわれている中、身近なメルカリがアフィリエイトに参入したことで、新たに始めたい人も少なくないでしょう。
しかし、商品をSNSなどで紹介して収入を得るには、SNSにアップする書き込みに、アフィリエイトであることが分かるよう書く必要があります。具体的には、「広告」「PR」「アフィリエイト広告」「AD」「プロモーション」などと入れましょう。
これは広告であるのに広告と書かない“ステマ”(ステルスマーケティング)を規制するもので、2023年10月から景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)の違反になるからです。
メルカリで誰かに紹介したい商品とであったら、こうした点に注意しながら、おすすめしてみるのもいいかもしれません。
文/編集・dメニューマネー編集部
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