Netflixでは、すさんだ生活をしていた青年が相撲界へと飛び込み、角界の常識にとらわれずにファンを魅了するドラマ『サンクチュアリ -聖域-』が、今年の5月から配信されていますが、相撲業界には「かわいがる」という隠語があります。
言葉のイメージからは、あまり相撲に関係がないように思えますが、いったいどのような意味なのでしょうか?
愛でて大切にする意味でなくあえて厳しくする
「かわいがる」とは兄弟子が弟弟子に目をかけ、心身鍛錬のためにいつもより荒稽古をし、強い力士を育てることをさします。 大切にかわいがるのではなく、あえて厳しくすることです。
また相撲以外のスポーツやほかの業界でも使われる「かわいがる」は、厳しい練習に耐える といった意味合いで使われています。
親方や兄弟子によるこのかわいがりも、愛の鞭 として受け継がれる伝統的なものですが、限度を超えてしまうと、心身ともに大きなダメージになるため、力の加減には注意が必要です。
相撲が職業になったのはいつ頃?
今や国技といわれ伝統文化である日本の相撲ですが、その起源をたどっていくと今から1500年以上続く古い歴史があります。
もともとは力くらべや取っ組み合いから誕生した、人間本来の戦闘意識から始まり、これによく似た形態のスポーツは、古来の世界各地で行われていたようです。
日本の相撲は、古事記(712年)や日本書紀(720年)の記録に残っており、相撲は力くらべや農作物の収穫を占う祭りの儀式として行われたといいます。これがのちに300年続く宮廷の行事となりました。
さらに現代のような、相撲が職業となったのは江戸時代 からだそうです。
文/編集・dメニューマネー編集部
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