マルハとニチロの昔の社名、知ってる?「マルハニチロ」

2023/12/01 16:00

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マルハニチロ <1332> は2007年、漁業・水産加工を行っていたマルハ(山口県)とニチロ(新潟県)が経営統合して誕生しました(発足時はマルハニチロホールディングス)。2010年、民間企業で初めてクロマグロの完全養殖に成功した、同社の昔の社名、分かりますか? マルハもニチロも明治時代に創業 マルハの創業は

マルハニチロ <1332> は2007年、漁業・水産加工を行っていたマルハ(山口県)とニチロ(新潟県)が経営統合して誕生しました(発足時はマルハニチロホールディングス)。2010年、民間企業で初めてクロマグロの完全養殖に成功した、同社の昔の社名、分かりますか?

マルハもニチロも明治時代に創業

マルハの創業は、1880年。中部幾次郎(なかべいくじろう)氏が、祖父から家業を継ぎ、明石近郊の鮮魚を大阪の魚市場へ運搬していました。その後、1924年に「株式会社林兼商店」を設立。その後、西大洋漁業統制株式会社、大洋漁業株式会社を経て、マルハ株式会社に変更したのは、1993年です。

ちなみに「マルハ」の商号は、創業者の屋号「林兼」の「は」を、丸で囲んだ商標を使っていたことが由来となっています。

ニチロの創業は、1906年。創業者の堤清六(つつみせいろく)氏が、個人経営の「堤商会」を設立しました。1921年に法人化し、日魯漁業株式会社を設立。1932年に北洋合同漁業と合併し、1990年に株式会社ニチロへと変更しました。

ニチロは旧社名の“日魯漁業”が由来で、“魯”は、かつてのロシアの漢字表記だった“魯西亜”の頭文字です。同社は、創業して間もない頃にロシア・カムチャツカで缶詰の生産をはじめたという縁があるそうです。“日魯”は、2つの日が魚をはさむことから、毎日魚がとれるという意味があり縁起がいいと、社名に採用されました。

文/編集・dメニューマネー編集部

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