スーパーの店員たちは、さまざまな隠語を使って業務を円滑に回しています。「サッカーに入って!」というように、現場では「サッカー」や「ボードン」という言葉が使われていますが、この2つの言葉、どういう意味なのでしょうか?
「サッカー」って何?
「サッカー」とは、スーパーなどでレジ後の商品を袋詰めしてくれる店員をさします。
レジ袋が有料化されたことで、顧客がレジ後に袋詰めを行う場合がほとんどです。
しかし、店舗によっては1つのレジ内に店員が2人いて、レジ担当と「サッカー」担当に分かれ、よりスピーディーに対応してくれることもあります。
「サッカー」は、イギリス英語のSacker(サッカー)が語源と言われています。
Sackerは、商品を袋詰めする店員を表すため、日本でも同様に使われています。
また、顧客が商品を詰める台を「サッカー台」と呼びます。漢字で作荷台と当て字で書かれることもあり、由来は諸説あるようです。
「ボードン」って何?
「ボードン」とは曇り止め加工が施された袋のことで、漢字では「防曇袋」と書きます。 主に生鮮売り場で見かける、野菜や果物を包装する透明の袋のことをいい、穴あき、穴なしタイプがあります。
ボードンの大きな特徴は、曇り止め加工や防滴加工です。
野菜は収穫した後も呼吸をしているため、野菜の呼吸に適した袋を選ばないと、蒸れや曇り、色の変化などが生じます。野菜の鮮度を維持するためにもボードンの活用は欠かせません。
野菜の性質上、乾燥に強く蒸れやすい野菜(トマト・玉ねぎ・かぼちゃ・じゃがいも)などは、通気性の良い穴あきタイプのボードンが良く、乾燥に弱い野菜(れんこん・大葉・カット野菜)などは、穴なしタイプのボードンを使われることが多いようです。
文/編集・dメニューマネー編集部
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