携帯料金を下げる方法は「格安SIMへの乗り換えだけ」だと思われがちですが、実はキャリアのままでも料金は安くできます。物価高で家計が苦しい今だからこそ、どのような方法があるのか見てみましょう。

携帯会社のクレジットカードを申し込む──10％ポイント還元のカードがある

dカード GOLDでドコモの携帯電話料金を支払えば、プラン料金の10％分のdポイントがもらえます。実質的に、その分が割引です。さらに、「dカードお支払割」で187円の割引を受けられます。

年会費は1万1,000円かかりますが、年間100万円以上カードを使えば、1万1,000円分の優待を受けられるため、実質無料です。ただし、2025年以降は優待が1万円分に変わるので、実質負担が1,000円になります。

auではau PAY ゴールドカード、ソフトバンクではPayPayカード ゴールドが同様のポイント還元や割引を行っています。

家族割引を組める親戚がいないか探してみる

キャリア各社の家族割は、離れて暮らす家族も対象です。家族と認められる基準は、各社で異なります。ドコモなら三親等以内ですが、ソフトバンクは血縁家系があれば親等数の制限はありません。親戚の中に同じキャリアを使う人がいれば、家族割を使えるかもしれません。

また、ドコモの場合はahamoやirumoを使う家族ともグループを組んで、家族割を使えます。離れて暮らす子どもがahamoを使っているかもしれないので、確かめてみましょう。

携帯電話回線と自宅回線を同じ会社にする

同じ会社の携帯電話回線と自宅回線を使うと、割引を受けられることがあります。たとえば、ドコモの「ドコモ光セット割」です。ドコモ光の契約者とその家族は、ドコモの料金が1,100円引きになります。

携帯回線が割引となる光回線を使っている親戚を探すのも効果的です。家族に入れてもらえば、一緒に割引を受けられます。

画像や動画はWi-Fiでダウンロードしておく

データ使用量を抑えたい人がまず考えるべきは、動画の視聴方法です。

動画視聴はWi-Fiにつながっている時だけにし、外出時に見たい動画は事前にWi-Fiを使ってスマホに落としておきましょう。そうすることでデータ使用量が抑えられ、料金を下げられるかもしれません。

また、プランによっては毎月のデータ使用量を抑えることで、料金が自動的に割引かれます。たとえば、ドコモのeximoの場合の割引額は、1GBまでに抑えると2,750円、3GBまでなら1,650円となります。

このように、自分が毎月使うギガ数を把握して、適したプランを選べば料金を安くできるでしょう。

文/編集・dメニューマネー編集部

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