教育資金をつくる

教育ローンの申し込みは1月中に 審査に通るポイントや金利もチェック

2023/12/09 20:00

大学入学の準備などに利用する教育ローンは、なるべく早く、遅くとも1月中に申し込みをしたほうがよいでしょう。なぜなら、申し込む金融機関や保証によって、審査に通りやすくなったり金利が安くなったりするからです。 教育ローンの申し込みは1月に済ませよう 教育ローンは一年中いつでも申し込みできますが、大学進学の入学金などで利用す

大学入学の準備などに利用する教育ローンは、なるべく早く、遅くとも1月中に申し込みをしたほうがよいでしょう。なぜなら、申し込む金融機関や保証によって、審査に通りやすくなったり金利が安くなったりするからです。

教育ローンの申し込みは1月に済ませよう

教育ローンは一年中いつでも申し込みできますが、大学進学の入学金などで利用する場合、遅くとも1月中には手続きしておかないと、必要なときに間に合わないかもしれません。教育ローンの申し込みから融資がおりるまでは2週間ほどですが、2月以降は申し込みする人が多いため、手続きに時間がかかることがあるからです。

進学先が決まらないとどれくらいのお金が必要か分からないかもしれませんが、分かる範囲でおおよその金額を調べ、早めに準備をしておくと安心です。

審査に通りやすくなるポイントを確認

国の教育ローンである日本政策金融公庫の教育一般貸付に申し込むなら、審査を通りやすくするポイントをおさえておきましょう。それは、親が申し込むことと保証制度を使うことだといわれています。

教育ローンは保護者ではなく学生本人でも申し込みできますが、審査の際には返済能力が重要視されるので、働いていて収入がある親が申し込むほうが有利と考えられるようです。

また、返済できなくなったときに公共財団法人の保証機関に負債を処理してもらう、「教育資金融資保証基金」の制度を使えば、信用度が上がり、審査に通りやすくなるといわれています。

国の教育ローンは民間より審査に通りやすいとはいえ、絶対に通るわけではありません。申し込む際はポイントを押さえてできるだけ通る確率を上げておくと安心でしょう。

民間の教育ローンは金利の優遇をチェック

民間の教育ローンを使うなら、金利の優遇が受けられるか確かめておきましょう。

たとえば東京スター銀行では、2024年3月31日まで金利優遇キャンペーンを行っており、期間中に1,000万円以上借り入れすると、年利1.0%を上限とした金利の優遇が受けられます。

また、三井住友銀行(三井住友ファイナンシャルグループ <8316> )で住宅ローンを借りている人は、教育ローンが店頭金利よりも年0.5%優遇されます。

民間の教育ローンはさまざまな商品があるので、利用する際は金利をはじめ、借り入れの限度額や返済期間もチェックしましょう。

文・山田千景(ライター)
編集・dメニューマネー編集部

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